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時事ネタ

EU離脱①

EU離脱①

イギリスのEU離脱が決定


wanttobe(EU離脱1)

そもそもEUの成り立ちとは


皆さんはEUとはそもそもどんなものでどうできたのか知っているでしょうか?

EUは以下の理由から結成されました。

  • ヨーロッパが第一、二次世界大戦となった反省
  • フランスとドイツの因縁の関係を修復
  • 資源の共同管理による国家間の衝突の回避

(1)世界大戦の主戦場
ヨーロッパは第一、二次世界大戦において数多くの犠牲者を出してしまいました。ホロコーストなどの大虐殺がドイツで起こるなど、平和とは縁遠い地域だったのです。つまり、EUは共同体として『グループ(仲間)』としてのヨーロッパを作り上げることにより、再び悲劇が起こる事を避けようとしたのです。こうした試みにより、2012年にノーベル平和賞をEUは受賞しました。

(2)フランスとドイツの因縁
古くからドイツとフランスは世界の中でも大国として数えられ、また隣国という事もあり争いが絶えませんでした。特にこの二つの間には鉄鉱石や石炭などの資源があり、これを巡る戦争が世界大戦のきっかけになりました。この大国が仲良くすることはヨーロッパにとっては平和のための必要条件だったのです。

(3)資源の共同管理
先ほど述べたようにヨーロッパでは資源をどう管理するかが平和の近道でした。そこでフランス側がドイツに鉄鋼と石炭の共同管理を提案し、それにより『、欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)』が結成されました。またこの団体を経済にも拡大させ、『欧州経済共同体(EEC)』が結成され、さらに原子力の分野において『欧州原子力共同体(EURATOM)』が結成されました。

これらの三団体が一つに統合され、EUの前身である『欧州共同体(EC)』が設立されました。その後ベルリンの壁崩壊をきっかけにEC全体で国を守る仕組みを作るための結束を強め、『欧州連合(EU
)』が設立されました。

EUにおけるイギリスの存在


wanttobe(EU離脱2)

イギリスはEUにおいてどんな立ち位置なんでしょうか?
簡単に言えば英国はEUに参加しながらEUのルールには従わず、独自の一歩引いた立場を取っていました。具体的には以下のようなことです。

  • EUの共同通貨であるユーロの拒否(ポンドの使用を続ける)
  • 国境の撤廃を導入せず

つまり、イギリス主権にかかわることまでの介入はいくらEUとはいえさせないという立場だったのです。

EU離脱の経緯


最大の理由はやはり以下の理由、特に今回盛んに議論になるのは1ではないでしょうか。

  1. 難民、移民受け入れ問題
  2. EU経済の不安定さ

(1)移民、難民受け入れ問題
イギリスはみなさんが予想するようにEUの中では経済力のある国です。EUはアフリカや紛争地域からの難民受け入れを積極的に行っていますが、とりわけ経済力があり福祉が充実しているイギリスには多くの難民が移住します。また経済的に劣る東ヨーロッパからの移民なども増加しました。どうせ住むならより良いと思われる国で暮らしたいと人々は考えますからね。
以上の状況により、国家全体の負担が高まりもとからいたイギリス国民は納得ができないわけです。また仕事についても移民、難民が増えることにより奪われたと考えるようになりました。

(2)経済の不安定さ
EUではギリシャ危機といった経済的に不安定になった時に経済的に余裕のある国がお金を出し、支援しました。これはもともとEUから一歩引いた立場であるイギリスにとっては面白くありません。特にギリシャは巨額の債務を隠してEUに参加し、それが原因となり金融危機に陥ったためイギリスはよりいっそうEUに対して疑問を持つようになったのです。

これ以外にも離脱に至るまでの理由はありますが、現在よく議論されている原因は以上です。

続き


長くなりましたがEUの成り立ちとなぜイギリスが離脱まで至ってしまったのかというところを簡単に説明しました。次回は、EU離脱によって起こりうる問題について取り上げたいと思います。
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