前の記事で書いた通り、僕のクロスバイクに対する価値観は真の自転車好きにとっては”にわか”であり、真っ先に批判されちゃうものです。でも、クロスバイクを購入者のほとんどがチェーンの変え方も知らない”にわか”で、むしろクロスバイクというジャンルの自転車は”にわか”がいないと存続しえないものです。結局、普段通勤通学にしか使わないユーザーにとってクロスバイクは見た目が一番大事。今回は”にわか”の一人として、これからクロスバイクを購入する”にわか”の方にこクロスバイクを購入する上で最低限知っておいた方がいい知識を伝授したいと思います。

クロスバイクを通学に使うのは間違い

です。ほんとはみんなママチャリに乗るべきなんです。だから自転車屋で店員さんに「通学に使うクロスバイクを探しているんですけど・・・」と聞くのはやめましょう。まぁ、店員さんもそこら辺のことはわかっていると思うので突っ返されることはないですが・・・

 

とりあえず、これだけは意識してほしいことを列挙しておきます。

 

  1. ドッペルギャンガーとプレシジョンスポーツからは絶対買わない。
  2. 価格は60000から80000の間で選ぶ。
  3. コンポーネント(ギアやクランクなどのパーツ)はシマノのSoraかALTUS
  4. サスペンション付きは選ばない
  5. なるべくシンプルな装飾かつ、直線的なデザインで
  6. ネットじゃなくて店舗で買う

1, ドッペルギャンガーとプレシジョンスポーツから絶対買わない。

これは自分に合った自転車を選ぶとか、おしゃれな自転車に乗るとかそういう問題ではなくて、あなたが詐欺にあわないために必要なことです。自転車をちょっと知ってる人なら98%の人はこのメーカーを勧めません。あと2%の人は本当に罪深い人たちです。我々”にわか”の無知に付け込んでくる悪い人たちです。さっきから僕は自転車好きから叩かれている言いましたがここは100%意見が一致します。

 

まず、ドッペルギャンガーから買ってはいけないわけですが、それは単純に乗ってて危ないからです。クロスバイクは30km/hぐらいは出てしまう乗り物です。ですから、死亡事故も当然起こります。自分が転ぶ分には意外とうまく受身がとれて何とかなったりしますが、お年寄りや小さい子供を轢いたら終わりです。ですからクロスバイクのブレーキ周りは本当に重要なのですが、そこが甘いのがドッペルギャンガーです。一台ドッペルギャンガーを修理したことがあるのですが、ブレーキを制御するワイヤーが何度調整しても緩んでしまい結局その自転車は廃車になりました。廃車にするぐらいならとブレーキをほかのものに交換しようとしたのですが、取り付け位置が合うブレーキが見つからずあきらめました。クロスバイクは各社統一された企画で設計されており、簡単に部品を付け替えることができます。これは、修理や改造を簡単に行えるようにするためのメーカーの思いやりで、この暗黙の了解を平気で破るのがドッペルギャンガーです。

 

ドッペルギャンガーの自転車いわば消耗品の自転車です。ホームセンターでられている9000円の自転車と同じ。しかし、大学生は4年間その自転車に乗らなくてはならないですし、安全性が確保できていないのは問題外なので候補から外れます。

 

次にプレシジョンスポーツですがこちらも理由は長く乗れないからです。ドッペルギャンガーよりはましですが、3年乗るとギア周りがかなり錆びます。さらにこちらはドッペルギャンガーと違って、実はママチャリをクロス風にデザインしたルック車といわれる部類に入るのでそもそもクロスバイクではありません。”にわか”は性能にこだわってはいけないというのが僕の持論ですが、これはそもそもクロスバイクではないので選んではいけないのです。

 

プレシジョンスポーツにも60000円台でそこそこちゃんとしたクロスバイクがあるのですが、見た目がダサいのでなしです。それにああいう自転車を世に出してしまうメーカーの自転車は乗るべきではないと思います。

 

ルック車の定義はいろいろあって人によって異なりますが、僕はクロスバイク的な乗り方ができないフラットバー(ハンドルがまっすぐ)のスポーツバイクというあいまいな定義をしています。乗り比べてみれば速攻でわかることでクロスバイクに乗ってからプレシジョンスポーツに乗るとアレってなります。ドッペルギャンガーはその点ではクロスバイクです。本当の定義はは使われるコンポーネント(パーツ)やフレームの素材で判断するので、フレームがクロモリ、アルミ、カーボン以外のものがあったり、ママチャリのパーツが混ざっていたりするのでドッペルギャンガーもルック車になります。ただ、自転車好きの方々の中には次の記事で僕が紹介しようとしているクロスバイクはみんなルック車という方もいらっしゃいます。そういう人は性能で判断しているんだと思います。

 

2, 価格は6000から8000円の間で選ぶ

「高ぁっ!」と思いませんでしたか?その通り、クロスバイクはめっちゃ高いです。一番安いクロスバイクでもGIANTのESCAP R3で50000円はします。そして高いものはいくらでも高い。前回の記事で書いたようにクロスバイクは競技では使われないものですが高いものは20万を超えていて競技用のロードバイクのミドルクラスよりも高かったりします。でもそんな高額な自転車は必要ありません。ただ、安すぎると維持していくのが大変になり、結局廃車になることがあるので6000から8000円の間で選びましょう。

 

3, コンポーネントはシマノのSoraかALTUS

コンポーネントとは自転車のパーツのことでギアやチェーンといった自転車の動力系の部品を指すことが多く、スプロケットやハブ、クランクもコンポーネントの1つです(購入したらここら辺の用語も知っておいてください)コンポーネントもめちゃくちゃ種類があるのですが、僕がおすすめするのはSoraとALTASです。この2つは定番中の定番で2つの違いはSoraがロードバイクのコンポーネントで速く走れ、ALTUSがMTB(マウンテンバイク)のコンポーネントで丈夫に作られているということです。ただ、正直、大差ないです。一番の違いはリア(後ろ)のギアがSoraは9速に対してALTUSは8速がメインていうところですかね。ただ、ALTUSにも9速があって見た目はSoraそっくりになってます。(ALTUSの8速はリアのロゴが残念でかっこわるいので9速をお勧めします)。ただ、僕たち”にわか”ギア数もそんな気にしなくて大丈夫です。

 

なぜ、シマノにこだわるかというと逆にシマノしか選択肢がないからです。シマノ以外のメーカーにはカンパニョーロとかスラムとかありますが、日本で流通しているクロスバイクにはほとんど使われていません。それに故障した時にお店にこれらのコンポーネントのストックはまずないので時間がめっちゃかかったりします。そもそもシマノがコスパ一番いいですし。

 

そして、SoraとALTUSにこだわる理由はこれが一番流通しているからです。どこの自転車屋さんにも置いてあるので故障してもすぐ交換してくれます。自分で修理する場合も完成車から取り外された新品のコンポがヤフオクなどで常に出回っているので安く購入できます。

 

個人的な理由としてSoraとALTUSしかいじったことがなくてほかのコンポはわからないのでお勧めできないです。ただ、上記の価格帯で選べばおのずとこのコンポが取り付けられていると思います。あとは見た目の問題で当然価格が高い方がかっこいいです。Soraの下にはCLARISがありますがCLARISは8速で8速と9速には互換性がないので9速のコンポを使いたくなったときにちょっと困ってしまいます。ただ、なんだかんだで最初についてきたコンポをそのまま使ったほうがいいです。特に一台目は。ですからCLARISでもいいと思います。また、ALTUSにはACERA、ALIVIOと上位に兄弟みたいなコンポがありますが値段も性能もほとんど一緒だと思います。だいたい組み合わされて使われていています。

 

ひとつ前の話に戻りますが高いものを選んではいけないのは80000を超える自転車の価値は”にわか”には感じ取ることができないからです。つまり宝の持ち腐れになります。80000円よりも高い自転車はなにが違うかというと単純に高いコンポが使われています。しかしその真価が発揮されるのはもっと早いスピードでタフに自転車を扱った時、”にわか”には必要ありません。

 

Soraの上級モデルはTiagraになりますが新しいTiagraはみんなリアのギアが10速になり9速のパーツが使えません。10速のパーツ9速と比べると2倍から3倍高いので手を出さない方がいいです。またMTB側にはDEOREがあります。でも同様の理由でやめときましょう。高いパーツは耐久性もありますが、クロスのパーツ交換は本当に簡単なので壊れたら付け替えちゃえばいいんです。

 

できれば総Sora, ALTUSにしたいところですが他が混ざってててっもいいと思います。特にクランクは競技者にとっては心臓ともいえる大切な場所ですが”にわか”には違いが全然分からないので(僕も全く違いは判りません)妥協しましょう。シマノじゃなくてFSAとかでも全然OKです。でもギア周りはトラブルの多いところですのでこだわりましょう。特にリアディレイラーは重要です。

 

4, サスペンション付きは選ばない

サスペンション(通称サス)は必要ありません。むしろこれが故障の原因になるのでないものを選びましょう。確かに、クロスバイクは衝撃がすごいですが3か月でなれます。そういうものだと思うようになります。それに、最初はゴツくてかっこいいと思っていても、そのうちダサいということに気づくと思います。

 

5, なるべくシンプルな装飾かつ直線的なデザインのものを選ぶ

ここから見た目の話になります。クロスバイクに模様はいりません。ロゴとフレームの形だけで勝負するべきです。特にフレームに速さを連想させる流線型の模様が入ってると小学生がのるMTBを思わせてしまうのでご法度です。”にわか”はあくまで普段着でクロスバイクに乗るので、普段来ているファッションでクロスバイクに乗った時どのように見えるかイメージしましょう。デザインがシンプルで直線的だと合わせやすくなります。”にわか”がこだわるべきところはそこで、性能ではありません。

 

見た目の問題で最もクロスバイクの印象を変えるのがフレームの太さです。これにはどちらが正解というようなことは言えませんが細いとカジュアルで普段使いってイメージ、太いと少しスポーツ感が出ます。ここにはフレームの素材の違いも関係あるのですが、普段どんな服を着ているかで選びましょう。

 

6, ネットじゃなくてお店で買う

ネットで買うのはおすすめしません。そこそこ勉強されたのならいいと思いますがトラブルのもとです。それに、コスパナンバー1のGIANTはネットでは購入不可能です。ネットには詐欺まがいのサイトもありますし、クロスバイクを専門で扱うお店はネット販売で完成車を売らないので結局、ネットで選んでも店舗にクロスバイクをとりに行くことになります。よくわからないならとりあえず新宿のY’sに行けばいいです。あと、実際に購入するのは難易度高いですがサイクルパラダイスといった中古の自転車を置いているお店に行くのも勉強になるのでお勧めです。個人経営のスポーツバイク専門店という選択肢もありますが、若干”にわか”お断り感があって僕は苦手です。

 

結局直感で自分がいいと思ったものが一番いい

なんだかんだいろいろお話しましたが、結局これだ!!って思ったやつが一番いいです。僕もクロスバイクを購入した時、相当勉強しましたし、5件ぐらいお店を回りましたが結局これだと思ったやつを選びました。ネットにはいろいろ批判が書き込まれていてやっぱり購入前には読んどくべきですが、本当に自転車を愛する人たちの意見であんまり参考にならないです。ほしいと思ったやつを買いましょう。ただ、ドッペルとプレシジョンだけは買わないように。

 




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